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2021年 ブログ

傍想録

陰陽~理論と実践

新生塾Z講座  
2021.04.18(

 そもそも陰陽とは何か。

 古代人が、その日常生活において、自然現象を観察し、これを理解しようと森羅万象に当てはめた尺度に過ぎません。言うなれば、古代の哲学思想です。

 「陰陽五行説」と一括りにされることがありますが、厳密には「陰陽説」と「五行説」とに区別されます。文字通り前者は2分類、後者は5分類ですが、『黄帝内経』によればそれぞれ相関性を持ちます。 陰陽については、平衡・互根・消長・転化、五行については相生・相克・相乗・相侮といった特性を持ち、これが中医学の理論体系の基軸となっています。

 さて、当講座では、学ぶだけに留まらず、実際に使えることに主眼を置いております。

 古代哲学思想、、、知っておく必要があります。しかし、もっと大事なのは、どう使うかです。古代の哲学的思想に拘泥し、すでに解明された分野においてまで昔の理論を持ち出す必要はないのです。実践的要素を見出さなければなりません。

 「実際に役立たない理論は捨て、役立つもののみを採用し、あるいは新たに生み出す。」

 これを念頭に、『黄帝内経』と『傷寒雑病論』における陰陽の違いを考えました。

『黄帝内経』が古代哲学書とすれば、『傷寒雑病論』は臨床指南書です。臨床の中から人体の生理・病理を掘り起こした実践の書です。

 次回は、『傷寒雑病論』に陰陽についてさらに掘り下げていきたいと思います。

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