埼玉県越谷市の漢方新生堂薬局です。不妊症・更年期障害・めまい・耳鳴り・腰痛・神経痛・アトピーなどでお悩みの方はご相談ください。
今回は、本年最後の講座です。産休、引越、ご自身もしくは家族がかぜのため病欠など、メンバーは少なめでしたので、いつもよりじっくりと考えてみました。
基礎講座のメンバーの数名は、調剤薬局に勤務されています。
当然ながら、薬剤師は薬のプロとして、処方箋に記載されている内容について十分に把握していなければなりません。ところが、多くの薬剤師は、漢方薬を苦手としています。
近年、医師による漢方処方が増えています。僭越ながら、その処方を見るに、漢方の造詣が深い医師と、そうでない医師との違いが明確に分かれます。
それだけに、薬剤師は断片的な知識だけでなく、しっかりと勉強しなければなりません。
今年も多くの学生さんに参加いただきました。
毎年、講師を務めていますが、少しの緊張と多くの楽しみを得ることができます。今や私の夏の風物詩となりつつあります。
今年度が終わると、早くも講師陣は来年に向けて動き出します。オリンピックの年、日程調整が必要ですが、また多くの学生さんに参加いただきたいですね。
人のカラダの大半は水です。従って、わずかでも水が変調をきたせば、それが不調となって現れます。それだけに「水」の生理と病理は大切なのです。
漢方で言う「水」は痰飲、水気、湿と定義が分かれます。言葉の定義は分かっているつもりでも、いざ臨床でどのように鑑別するのかまで問われると難しいものです。
重要かつ壮大なテーマも今回で4回目を迎え、これで一区切りです。
これまでの復習を兼ねて再度検証しました。
今月は、臨床講座の内容が盛りだくさん、初級クラスの人数が少なかったこともありまして、本題から入りました。
内容は、4月から続いている「痰飲」と「水気」についてです。
きっかけは、ある受講生からの「痰飲と水気は、どう違うのですか?」という質問でした。基本書や辞典で意味を調べれば分かる内容かもしれません。しかし、それでは臨床に使えません。とても良い質問です。
そのため、原典でもある『金匱要略』について、『傷寒論』と合せて熟読し、その解釈と臨床的意義について考えました。
今回で3回目。まだまだ続きます。奥が深いです。
1)臓腑の臨床(胃)
2)臓腑の臨床(肺)
3)臓腑の臨床(大腸)
1)臓腑の臨床(心)
2)臓腑の臨床(脾)
臓腑間のネットワーク(『人体展』より)
1)中医学で考える生命
現代医学による臓腑の研究が進むにつれ、中医臓腑理論には先進性があることが分かってきました。
このため、現代医学では治癒し得ない病気や症状を解決する手段として、漢方には大いなる可能性があるのです。
2)臓腑の臨床(肝)
ホワイトボードを一新(^o^)
1)臓腑を学習する前に
今日の中医学の基礎は陰陽五行説にある。古代中国では、この世で起こる全ての事象を「木火土金水」という5つの要素に分類しました。
中医学とは、こうした「五行説」を基礎に医術を発展させてきた歴史そのものなのです。
2)臓象学説とは
中医学では「体内の状態は、体外に反映される」との考えから、長い年月をかけて医術を体得してきた歴史があります。
これを臓象学説と言います。「臓」は内蔵、「象」は体外に現れる生理・病理現象を指すわけです。
3)臓腑の生理(総論)
4)臓腑弁証
臓腑弁証とは、臓腑学説をもとに、四診で得た症候を分析し、どの臓腑に帰属するかを見分け、そこでの陰陽・気血がどのようになっているかを明らかにすることです。
そこで、臓腑の生理・病理、陰陽気血の知識が必要になってくるのです。次回からは各臓腑について学ぶことにしましょう。
前回までは、「補気とは何か」について補中益気湯を通して学んできました。
さて、季節はもうすぐ春です。晴れやかな気分、、、とばかりではない事情の方もいらっしゃいます。花粉症に悩まされる方は、今や全人口の20%にものぼるようです。
花粉症では、シーズンに入る前の予防投薬によって、症状の緩和が期待されます。漢方では「補気」の必要性が謳われ、しばしば補中益気湯が使われます。
今回は、漢方の予防投薬と、発症した場合の対処薬とに分けて考えてみました。
1)予防投薬の考え
2)一般的な処方
3)臨床実際の提案
前回は、教室が寒くて気の毒でしたが、今回は室内環境を整えて臨みました!
さて、次回までの課題は以下の通り。