埼玉県越谷市の漢方新生堂薬局です。不妊症・更年期障害・めまい・耳鳴り・腰痛・神経痛・アトピーなどでお悩みの方はご相談ください。
排卵前には、LH(黄体形成ホルモン)というホルモンが脳の下垂体から放出されます。
このホルモンの放出は、緩やかではなく急激に行われるため、LHサージと呼びます。
そして、このLHサージによって24~36時間以内に排卵が起こることが予想されます。
排卵検査薬は、尿中に放出されるLHを検出する試薬です。
検査キットに直接尿をつけてLHが検出されるとラインが出始めるものが一般的です。
スコア1~3にかけてLHが増加
検査キットはいくつかのメーカーから出されていますが、その違いは感度です。
製品の良し悪しではなく、ご自身のLH濃度に合った検査薬かどうかが大切になります。
知っておいていただきたいのは、
感度が高ければ良いわけではないということです。
ご自身のLH濃度が、
がお勧めです。
※2の場合は、高感度の検査キットを用いるとLHのピーク前に陽性が出てしまうため。
実際にご自身のLH濃度が高いか低いかは分からないため、検査キットは試行錯誤することになるかもしれません。
さて、
LHサージが始まると検査薬の赤線の本数が増え始めます。
次のことに注意してタイミングをはかってください。
①赤線が出たら陽性反応の始まりです
(この時から36時間以内に排卵)
②線が増え始めた日を1度目のタイミングにしましょう
③そこから1日おきにタイミングをとってください
※PCO(多嚢胞性卵巣)の場合、濃い陽性反応が数日にわたって続くことがあります。
大切なのは、排卵の前日、前々日にタイミングをとることです。
間違えやすいのが、陽性反応が出た日から何度も計り、最も濃くなった時点でタイミングを合わせようとすることです。
排卵検査薬はラインの濃淡ではなく、ラインが出た本数で判定するものです。
ラインの濃さは関係ないことを知っておいてください。
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