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痛みの原因から考えます

腰痛・神経痛・その他の痛み

鎮痛治療では根本解決にならない!

「痛み」と来たら、まず最初に考えるのは鎮痛剤湿布マッサージ電気治療などではないでしょうか。

しかし、特に近年では、根本解決にならないばかりか、少なからずリスクを伴うなど疑問の声が多く聞かれるようになりました。

(→けん引や電気治療、整体やカイロの実際

もちろん、日常生活に支障をきたすため、とにかく痛みを和らげたいというお気持ちは分かります。

ただ同時に、根本的な解決法も考えなければ、今以上に悪化させてしまう可能性もあるのです。


そもそも、「痛み」とは、無理な動作を防ぐために備わった生体防御反応です。

鎮痛剤など
によって、安易に痛みの感覚を消してしまうと無理が利いてしまいます。そのため、結果的に患部をかえって悪化させてしまう恐れがあるのです。

痛みの原因は「骨の変形」!?

椎間板ヘルニア脊柱管狭窄症坐骨神経痛などの痛みの原因は「骨」や「神経」にあるとの考え方が今なお主流です。

確かに、無理な動作による筋膜の損傷、老化による筋肉の衰え、骨や関節への負担などによって痛みやしびれを発すると考えるのは自然なことです。

しかし、実際には、骨や関節の明らかな変形や異常がないのに痛むケースや、逆に異常があっても痛みを伴わないケースがあります。

どういうことなのでしょうか?

 

実は、現代医学においては腰痛の85%が原因不明だと言われています

実際、X線(レントゲン)やMRI検査といった画像診断によっても、病名のつくケースは思いのほか少なく、たとえ病名がついても治療法が確立されているとは限りません。

なぜなのでしょう?


骨や関節の変形は、腰痛のない方でも年齢とともに少なからず生じているためです。

統計によれば、40~50代の6割、60代以上では実に9割の方に骨の変形がみられるとの報告があります。「年齢を重ねると背丈が縮む」といったように、骨や関節の変形は誰にでも起こっているものなのです。


ちなみに、椎間板ヘルニアでは、その9割は時間が経てば自然に治るとも言われています。そのため、専門家の間では手術そのものの必要性を問う声も高まりつつあります。

手術療法は痛みの根本改善を保障するものではありません。そして、少なからずリスクを伴うことも、よくよく考えて決断する必要があるのです。


近年、痛みに対する ”恐れ” が原因とする「心因性腰痛」の考え方が、欧米を中心に広がりつつあります。このことは、現代の混沌とした治療の現状を反映したものと言えるのかもしれません。
(→心因性腰痛とは?

漢方ではどう考えるか?

漢方では、一時的に痛みやしびれを抑えることを目標とせず、根本的な解決をはかります。

治療法を考える上で大切なのは、どんな条件で痛みが悪化したり、好転するのかです。

痛みの程度はいつも一定ではないはずです。カラダの疲労度や、天候湿度による影響、温めた方が良いのか、冷やした方が良いのかなど、特定の条件によって変化します。

つまり、何らかの条件がそろうことで、初めて痛みやしびれを発するのです。さらに、骨を取り巻く筋肉や腱のうるおいが不足し、柔軟性が損なわれて血流障害が生じれば、その可能性は一段と高くなります。


漢方では、「どこが」「どのように」「どんな時に」といった状況を確認しながら治療方針を組み立てます。「痰飲(たんいん)」「瘀血(おけつ)」、あるいは「気」「血」の不足など、いずれの原因かによって適合する漢方薬は異なります。

この判断には、皆さまが訴える表現も大いに参考になります。

「重だるいような痛み」「ビリビリとしびれた感じ」「刺すようなツキンとした痛み」・・・


その痛み、感じるままにお伝えください。

様々な情報をもとに原因を考え、治療法を探っていくことで改善の可能性は広がります。

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