埼玉県越谷市の漢方新生堂薬局です。不妊症・更年期障害・めまい・耳鳴り・腰痛・神経痛・アトピーなどでお悩みの方はご相談ください。
<ご来店までの経緯>
第1子(2歳)は7度の体外受精にてようやく授かったんです。それは、仕事を辞めてすぐのことでした。
もしかしたら、ストレスが原因だったのかもしれません。
2人目を考えるなら、年齢的にも早い方が良いと思い、昨年から病院での治療を再開しました。
主人は精子数が少ないため、現在までに顕微授精を3回行いましたが、いずれも心音を確認するまでに至っていません。
仕事はしておらず、ストレスもないのに「なんで?」という感じです。冷え性体質も関係しているのでしょうか。以前とは状況が違うようでしたので、漢方で体質改善しようという思いで相談にうかがいました。
<月経の状態>
<全身状態>
<治療方針>
冷え性体質で、お腹周りが冷えているため子宮環境の改善が必要です。この状態ですと、着床した受精卵にとって喜ばしい環境とは言えません。
漢方では、「温宮助育」と言って子宮を温めて、胎児の成育環境を調える方法をとります。漢方の煎じ薬に加え、ご自宅にてお腹の指定した場所へのお灸を毎日して頂くことにしました。
また、この場合の冷え性は、生活改善も必要になります。
Kさんと話し合って、軽いウォーキングとラジオ体操も取り入れることにしました。お子様も小さいので、ストレスがかからない程度であることが大切です。
<経過>
結果が出るまでには、それほどの時間は必要ありませんでした。1ヶ月もすると冷え性は和らぎ、体温も36.5℃にまで回復したのです。
そして、治療開始から2ヶ月後に顕微授精に再チャレンジしたところ、妊娠反応陽性に・・・、ただし、Kさんの場合はこの後が大事です!
心音が確認できて以降も、安定期を迎えるまでは漢方薬を飲みつづけて頂きました。これは、漢方を始めた時の約束でもあります。つわりの時期は本当に辛かったでしょう。よく頑張りました!
漢方薬の力だけでは、ここまで早く結果が出ることはなかったかもしれません。運動嫌いであったにもかかわらず、Kさん自身が毎日頑張ったことが実を結んだのです。
出産後、お店に挨拶にいらして頂けることは何よりの喜びです。
長男くんは相変わらずのいたずらっ子でしたが、きっと弟の面倒を見る優しいお兄ちゃんになるんだろうなぁ。
<ご来店までの経緯>
すでに病院を転々として、現在は都内の某有名レディスクリニックにて何度か体外受精を試みてきました。
仕事をしながらの通院治療は大変でしたが、希望が持てているうちは頑張れたんです。
でも、同じ悩みをもった友人たちが、少しずつ子供を授かっていく中で、あせる気持ちばかりが強くなりました。
最後は自分ひとりになってしまうのでは、と思うと不安でいっぱいになり、仕事に対するモチベーションも下がってしまいました。
精神的にもたないと思いました。以前と比べて体力が落ちていることも自覚していました。
このまま同じ治療を続けていても結果が出る見込みは薄いと考えるようになり、思い切って仕事を辞めて漢方治療に専念してみようと決断しました。
<月経の状態>
<全身状態>
<治療方針>
長く病院治療を頑張ってきたためか、心身ともに疲弊しているというのが第一印象でした。
排卵誘発剤は有効な薬ではありますが、長期にわたって使用することで頸管粘液の減少や月経不順を引き起こす場合があります。
Sさんの月経や全身状態からはそのことがうかがえます。
漢方では、「気」と「血」が不足した気血両虚(きけつりょうきょ)の状態と言えます。妊娠する力が弱まっているため、病院でのホルモン補充療法だけでは結果が出にくい状態だったのです。
そこで、消化吸収力を高めて、気血をスムーズに作り出せるよう促す漢方薬を服用して頂くことにしました。
妊娠するだけの体力が戻るまでは、病院治療はお休みです。
”急がば回れ” を実践しなければならないケースでした。
<経過>
服用を始めて3ヶ月もすると、月経前の眠気やだるさ、めまいやその他の自覚症状はなくなり、半年ほどで月経量も回復してきました。
月経量は子宮内膜の厚さを知る上で、大切な指標となります。Sさんは排卵後の内膜の厚さが12mmとなるのを確認してから、満を持して病院治療を開始して頂くことにしました。
そして、、、2度目の胚移植(IVF-ET)にて妊娠!
心音を確認できたというお電話を頂いた時には、本当の家族のような気持ちで感動しました。
本当におめでとうございます!
<ご来店までの経緯>
病院で検査をしたところ、子宮筋腫は計3つあり、そのうち2つは融合して11cmにもなっていました。
前かがみになるとその存在がわかるほどで、歩くだけでも響くような感じです。
膀胱を圧迫していることもあって、病院の先生からは手術を勧められていました。
ただ、年齢的にもそろそろ子供が欲しいと考えていたので、手術をするかどうか悩んだ末、漢方に頼ってみようと思い相談することにしました。
<月経の状態>
<全身状態>
<治療方針>
子宮筋腫もこの大きさになると、漢方で消失させることは難しいと言えます。
しかし、多少なりとも縮小させたり、硬くなった筋腫を軟化させることで、症状を和らげることは可能です。
そのためには、気になる症状と体質、生活習慣を考慮して、治療方針を組み立てていかなければなりません。
Yさんの場合、もっとも気になるのは下半身の冷えとむくみです。この状態が続くと、子宮筋腫はさらに大きくなっていく可能性があるためです。
漢方での治療方針は、子宮まわりを温めながら、カラダ全体の水分代謝を良くすることとしました。
そのためには生活習慣の改善も必要になります。
Yさんは、仕事が屋外のため、冷えを完全に予防することは難しいようです。ただし、普段からコーヒー、ビール、生ものなどを好んで摂取することは控えて頂きました。習慣になるまで、少しの間の辛抱です。
<経過>
2ヶ月後の検診の際には、筋腫が縮小して8cmになっていました。前傾姿勢をとっても、筋腫の存在を自覚することがなくなったのです。
おそらく筋腫は軟化、あるいは縮小したものと思われます。
病院の医師からは、このままの状態を維持できればお子さんも作れると言われ、期待感がより一層強くなりました。
それから半年もすると妊娠し、順調な経過をたどって無事に出産!
これまではバリバリ仕事をしていたYさん。お子様を連れてお店にいらした時にはすっかりママの顔になって、保育園探しに苦労したお話をしてくださいました。
すぐにでも仕事復帰したいそうです!
<ご来店までの経緯>
結婚してまだ2年と経っていないのですが、なかなか妊娠しないことにあせりを感じていました。
というのも、初潮から半年ほど生理が来なかったり、当初は生理の量が少なかったこともあって子宮が弱い(?)のではないかと思っていたからです。最近では生理痛もひどくなり、毎回痛み止めを飲んでいます。
自然妊娠を希望していたのですが、漢方でダメなら病院で治療しようと思って始めることにしました。
<月経の状態>
<全身状態>
<治療経過>
「気」のめぐりを改善する漢方薬の煎じ薬を服用して頂きました。すぐに月経前の乳房のはりやイライラ感がなくなり、高温期も持続するようになりました。
服用開始から2度目の月経では、経血のレバー状の塊が少量となり、痛みも半減します。途中、病院で検査していただいたところ、プロラクチンが高値であったため漢方薬も調整しました。
そして、漢方を始めて4ヶ月目にして結果が出ました。その周期の高温期への立ち上がりはとても良く、排卵もスムーズだったので、もしかしたらと話していた矢先のことでした。
当初のご希望どおりに自然妊娠できたことに、ご夫婦ともども大変喜んでいただけたようです。
以前から小さなワンちゃんと毎日散歩されていたのですが、今ではお子様もご一緒になってとても楽しそうです。
<ご来店までの経緯>
結婚8年、これまでに人工授精(AIH)5回、体外受精(IVF-ET)4回試みてきました。
2件目の病院は都内の某有名クリニックでしたので、そこで結果が出なければもう仕方ないかなというところまで思い詰められました。
何度も迷った末、漢方でなんとか体質改善すれば状況は変わるかもしれない、と思い立ってすぐに調べて電話しました。
ちょうどお店はお休みだったのですが、私たち夫婦のために店を開けて相談にのってくださいました。
<月経の状態>
<全身状態>
<治療経過>
漢方の煎じ薬を出していただきましたが、とにかく飲みづらく先生には文句ばかり言っていました。。。
1ヶ月もすると体調が良くなり、お尻や太ももの冷えは感じなくなりました。
そして、漢方を始めて半年した時点で、病院を代えて近隣の産婦人科に通うことに。採卵できた4個の卵のうち、受精卵1個は初めての「B判定」でした!
心音を確認し、順調に育ってくれているのを確認できた時は本当に嬉しかったですね。
年齢のこともあるので、無事出産したら次の子も考えたいと思います!
<ご来店までの経緯>
この1年の間に人工授精(AIH)6回、体外受精(IVF-ETと顕微授精)も試みましたが、妊娠することすらできませんでした。
会社帰りに時間を割いて通院していたこともあり、心身ともに疲れ果ててしまいました。「もう子供ができないのではないか」と思うと本当に悲しくなりました。
それでもあきらめきれずに、ネット検索していると「妊娠力を養う」というホームページの言葉に惹かれました。もともと生理が来なかったこともあり、もっと自分の身体に向き合うことが必要だと感じたのです。
さっそくお電話して相談することにしました。
<月経の状態>
初潮以来、半年から1年に一度だった
<全身状態>
<治療経過>
(ご本人談)
初めての相談時には、これまでの経緯と問診の結果から、まずは消耗した身体を回復させることを最優先すべきだと言われました。
そこで、病院の治療は思い切って一旦お休みすることにしました。ホルモン治療によって、これ以上身体に負担をかけないためです。
そして、漢方薬の煎じ薬を処方して頂きました。おもに「気」と「血」を補うお薬だそうです。
効果はすぐに実感できました。
まずは悩んでいた冷えやむくみ、疲れがとれます。さらに服用して2ヶ月もたたないうちに、自然に生理が来たのです! これまでにない希望と期待感でいっぱいになりました!
この漢方の先生にとことん頼ろうと思いました。
途中で主人の体調がすぐれないときに、やはり漢方を処方していただき、夫婦ともどもお世話になりました。
その後、先生からGoサインが出たタイミングで、病院での不妊治療を再開しました。「機は熟した」といったところですね。もちろん、病院選びの相談にも乗っていただきました。
そして・・・、2度目の体外受精で待望の妊娠!! 途中で何度も励ましていただきました。感情があまり表に出ない私が、興奮して声高らかに報告したように思います。
ようやく授かった命です。慎重に慎重を重ねる思いで、漢方は出産の直前まで飲み続けました。
ちなみに、産院選びも相談に乗っていただきました。
本当にお世話になりました。感謝の言葉しかありません。
<ご来店までの経緯>
結婚2年半、保育士をしています。
子供が大好きで早く欲しいのですが、なかなか授かりません。
病院でタイミング療法を行うため、超音波検査したところ卵胞が成長していないと言われました。
また、プロラクチンが高値であることも告げられ、週に1度カバサールを服用することになりました。
その後、近隣の漢方薬局でお薬をいただきながら、病院と併行して1年半治療を続けました。
でも、心のどこかで「自然に妊娠したい」という思いがずっと引っかかっていました。
そんな時、ネットを見ていたら、ふと気になる漢方薬局があったので、話を聞いてみたいと思って相談することにしました。
<月経の状態>
<全身状態>
<治療経過>
漢方の煎じ薬を服用して、1ヶ月もすると基礎体温はバラつきがなく安定してきました。
そこで、これまでの経緯と、ご本人の希望を考慮して、漢方薬のみで自然妊娠を目指すことにしたのです。
タイミングは安定した高温期の日数から逆算して特定することができました。
妊娠力をより高めるため、子宮につながるツボに自宅で毎日お灸もして頂きました。
すると、服用開始から3ヶ月で妊娠。
つわりがひどく、漢方薬の匂いを受け付けなくなったため、飲みやすい粉薬に変更して安胎期まで続けて頂きました。
その後、お引越しをされましたが、ご主人と元気な男の子を連れてご報告くださいました。
やはり至福の時ですね(^^)
<ご来店までの経緯>
長女が2歳になった頃から第2子を希望。
3ヶ月前に流産してからというもの、身体がだるくてとにかく眠気がひどいんです。
流産して以降、体質が変わってしまったみたいです。
体質改善なら漢方が良いと思って、ご相談することにしました。
<月経の状態>
<全身状態>
<治療経過>
流産によって、カラダが大きく消耗してしまったようです。
漢方的に、眠気の理由はいつくかありますが、Yさんの場合は「気」が消耗したことが大きいようです。
「気」の消耗によって、十分な「血」を養うことができなくなります。
そのため、月経血の量は著しく減り、抜け毛や乾燥の症状が現れたのです。
”髪は血余なり”(髪の毛は血の余り)
血を養う必要があります。
Yさんには、「気血双補」の漢方薬によってすぐに効果が現れました。
まず、眠気が減り、ついで抜け毛が明らかに減ります。
そして、服用開始から半年ほどで自然妊娠。
3,700g超の元気な男の子でした!(^^)!
<ご来店までの経緯>
3年前から不妊治療を始めました。
都内の漢方薬局を2件、人工授精や体外受精も併用して行いました。
1度は妊娠するも20週目に流産。
念のために検査したところ、「高プロラクチン血症」「血液凝固異常」の疑いがあると言われました。
血液凝固異常については、最初は何のことかよく分からなかったのですが、不育症による習慣性流産の原因の一つだということが分かりました。
愕然としました。
ネットで調べて、不育症に良いとされる漢方薬を見つけました。
相談している漢方薬局にそのことを伝えたところ、すぐにその漢方薬が処方されました。
「えっ!?」
逆に不信感がつのったのです。
わざわざ遠方の有名漢方店に行く必要性を感じなくなり、夫が探してくれた近隣の漢方薬局に相談することにしました。
<月経の状態>
<全身状態>
<治療経過>
Oさんの場合、月経や全身の状態から鑑みて、妊娠を継続するために改善すべき最も重要なポイントがあります。
それは、赤ちゃんを育てる ”子宮内の栄養状態” です。
Oさんの場合、お腹周りの冷えが原因して月経周期の遅れ、月経血が茶褐色で塊、排卵痛、さらには便の状態も思わしくありません。
「血液凝固異常」を漢方的に解釈して治療しても良い結果が得られるわけではありません。
やはり、漢方的な診断(「証」と言います)によって、カラダの状態を見直していくことが大切になります。
そして、
「胞宮散寒、温経養血」という方法で、漢方の煎じ薬を服用していただくことになりました。
服用して1ヶ月ほどで、お腹周りの冷えはなくなり、3ヶ月もすると月経痛が軽くなり、月経血に塊が見られなくなります。
排卵痛もありません。
1年ほどかかりましたが、高温期は安定して妊娠を継続できるカラダの準備が整いました。
ご主人様の精子の状態が思わしくなかったため、病院での不妊治療を試みて頂いてほどなく妊娠。
つわりがひどかったため、煎じ薬から飲みやすい剤型の漢方薬にして安胎期まで服用していただき、無事に出産することができました。
ご主人に似た凛々しいお顔の男の子でした(^^)
<ご来店までの経緯>
36歳にて第2子を妊娠するも、8週目に胞状奇胎であることが発覚しました。
以後、なかなか妊娠せず、病院治療にて人工授精3回、体外受精1回するも結果がでませんでした。
その後の検査で、高温期に入っても子宮内膜の厚さが10mmしかないことが判明。。。
「このままでは妊娠することができないかも・・・」
体質改善が必要だと感じ、39歳で漢方を始めることにしました。
<月経の状態>
<全身状態>
<治療経過>
子宮内膜が薄いのは、下半身の冷えと月経血の少なさに関連するものと考えました。
そこで、治療方針は「温陽補血」とします。
腰から下を温めながら、子宮を満たす「血」を養っていく方法です。
便通が悪いのも、この「血」が不足しているためです。
服用直後より便通が改善し、腰やお尻の冷えを感じなくなりました。
半年ほどしてから、体外受精に挑戦して1回目で妊娠陽性!
妊娠中の腰冷えを防ぐために、漢方は24週目まで続けて頂きました。
産後1年で職場復帰して、元気に子育てしているそうです。
<ご来店までの経緯>
結婚して5年半です。
1年前には左卵管閉塞が認められたため、内視鏡手術を行いました。
一度は妊娠したのですが、9週目に心音が確認できずけい留流産してしまいました。
その後も、排卵誘発剤や高プロラクチン血症の薬を服用しながら治療を続け、再び妊娠したのですが今度は子宮外妊娠です。
正直、もうあきらめようとも思いました。でも、主人が少し肩の力を抜いて、身体をケアしながら続けてみたらどうかと言ってくれたんです。その時、ふと気づきました。
なんだか最近笑ってないなぁ、と。。。
でも、いつものようにインターネットで同じような境遇の方を探している自分がいました。その時、はじめて漢方治療という言葉に目が止まったんです。
すぐに、電話で予約して相談することにしました。
担当して頂いた中野先生のお話を聞くにつれ、気持ちが楽になりました。今までなんて無理をしていたんだろうと思いました。
<月経の状態>
<全身状態>
<治療経過>
漢方の煎じ薬を服用し始めてからすぐに便通がよくなります。
1ヶ月で、月経前の乳房のはり、下腹部の痛みは消えて、おりものが無色に。月経も2周期目を迎えるころには、月経の量が増えてきました。
すると3周期目を待たずに妊娠!!
直後はつわりがひどいため、漢方は一時休薬しましたが8ヶ月目までは服用していただきました。
無事に出産され、
関西出身のノリ(!?)で、元気いっぱい子育てに励んでいらっしゃるようです。
<ご来店までの経緯>
長男が生まれて4年たった頃から、第2子を考え始めました。
1年ほどタイミング療法で自然妊娠を目指していましたが、年齢的なこともあって病院での治療を開始することにしました。
まず、近隣の大学病院にて人工授精を3度試みました。
病院を代えてさらに人工授精を5回、体外受精を2回試みました。
同時に鍼灸治療も行いました。
結果は、一度妊娠するもすぐに流産。
あきらめかけました。。。
でも考えてみたら、ここまで頑張って治療してきたからこそ、体質を見直す必要があるのだと思えるようになったのです。
そして、最後に漢方に懸けてみることにしました。
<月経の状態>
<全身状態>
<治療経緯>
これまでの治療経過から、
排卵誘発剤やホルモン治療によるカラダの消耗が気になりました。
身体の冷えやおりものの状態にもそれが反映されています。
基礎体温も徐々に乱れてきています。
妊娠できる状態ではありません。
そこで、「気血双補」(きけつそうほ)を治療方針としました。
温陽性の高めて、妊娠力を高めるために気血を補う漢方薬(煎じ薬)を使って体力の回復をはかります。
病院の治療については一旦休止し、もし再開するとしてもカラダが十分回復したのちに検討することとしました。
服用し初めてほどなくして、腰から下が温まって夜眠れるようになります。
3ヶ月ほどすると月経周期、月経量、おりものの状態も改善してきました。
そして、治療を始めて1年が経とうとした頃、
かぜっぽいと思っていたら、じつは妊娠していることが判明。
自然妊娠でした。
産後のことも考えて、出産する1ヶ月前まで漢方は続けていただきました。
時々お店にいらして、
お子様の成長を見せに来ていただけることが何より嬉しいですね!
※自己判断による服用をさけるため、漢方薬の名称は明記しておりません。
これらは、かならずしもカラダにばかり原因があるとは言えません。
仕事や家庭のストレス、不安や緊張、あせりなど、心の変動がカラダへと波及していることが少なくないのです。
緊張するとドキドキしたり、お腹が痛くなったり、のどが引っかかって話しにくいなどの経験のある方もいらっしゃることと思います。
あるいは、年齢や環境の変化によっても左右されることがあります。
これまで意識してこなかったことや、自分では判断がつきにくいこともあろうかと思いますが、実はこうしたことが重要な情報となります。
漢方では、こうした情報をもとにお薬を調節していくことで、調和のとれた妊娠しやすいカラダを作っていきます。
不妊症治療|越谷・草加 漢方相談 新生堂薬局|埼玉県