それは、心と身体の両面を見ているからです。本来、漢方は病名や症状だけでお薬を決めるものではありません。
「心と身体の両面を考える」とは、人そのものを診ることです。
そして「人を診る」とは、その方の日常に寄り添い、どんな時に悪化し、どんな時に好転するのかを感じ取ることでもあります。
その背景には、日々の生活習慣・食事・家庭環境・天候の影響・精神状態など、実に多くの要素が関わっています。それだけに、患者さんとの信頼関係はとても大切になります。
信頼関係は、治療効果にも大きく影響します。
いち早く治し、より良く生きるために欠かせないことなのです。
煎じ薬
「煎じ薬」とは、生薬の成分を抽出した液剤です。古くから漢方本来の服用法として受け継がれてきたものです。
多少の手間とコストはかかります。しかし、品質の良い生薬を使い、漢方家の知識・経験・技術が最大限に発揮されるため、早い効果が期待できます。
治療期間の短縮が見込めるため、結果的に低コストでの治療を可能にします。
漢方で ”オーダーメイド” と呼べるのは、この煎じ薬の場合に限ると言えるでしょう。
粉薬と錠剤
生薬を粉砕したり(散剤)、その成分を抽出して加工した製剤(エキス剤・錠剤・液剤)があります。
手軽に飲みやすく、比較的リーズナブルに服用することができます。ただし、生薬の品質や、使う種類が制限されるため、煎じ薬に比べれば効果はマイルドになります。
治療期間は、煎じ薬に比べれば少しかかります。
私どもは、皆さまのお悩みをいち早く改善することを第一に、生活スタイルを考慮しながら最適な服用方法をご提案しております。